お風呂・浴室リフォーム マンション編についてお話をいたします。
お風呂・浴室リフォームマンションでは、マンションという建物が鉄筋コンクリート造りのため、いくつかの制限があります。
この制限をクリアできないとシステムバスの設置が不可能ということになりますので、解体前の現場チェックが重要です。
壊してしまってから、設置ができませんでした、ではお話になりません。
お風呂が無い生活が何日も続いてしまいます。
マンションは浴室の周りの壁はコンクリートだったり、ブロックであったり、木質の壁でも薄い壁であったり、現場により様々です。
共通して言えることは、その壁の中の有効寸法です。
システムバスを設置するには、そのサイズを設置するための有効設置寸法と言うものがあります。
仮に1216サイズを入れようとした場合に、有効設置寸法が1200mmx1600mmであればOK,ということではありません。
1216のサイズはシステムバスの内側の寸法なので、それより大きい有効寸法が必要です。
このあたりを見極めなければなりませんが、既存の浴室がタイル張り仕上げで、壁の構造がコンクリートの躯体であった場合、マンションではこの壁は壊してはいけないため、既存の浴室の中にシステムバスを設置することになりますので、当然のことながら今の浴室より一回り狭いタイプになってしまいます。
また、浴室内に柱型などが浴室の隅にあるマンションもありますが、このような場合システムバスの設置は不可能、ということが殆んどです。
柱型を切り欠くというオプション品はメーカーにございません。
躯体壁のためひと回り狭いシステムバスにはしたくない、柱型がある浴室でシステムバスは設置できない、というような場合は、システムバスではなく在来浴室を造作してお風呂リフォームをする事もあります。
簡単にご説明をいたしますと、壁は浴室パネルというものを張ります。
システムバスの壁と同じように、ツルツルで清掃性が良いもので、システムキッチンの壁に張るキッチンパネルのようなもの、と言えばご理解いただける方もいらっしゃるかと思います。
床は冬場足の裏がヒヤッとしないタイルで仕上げ、浴槽も最新式の人造大理石タイプに替えることができます。
シャワー金具やミラー、タオル掛け、収納棚、照明機器などのアクセサリーも新しく設置でき、換気扇や天井材も交換できます。
ご希望であれば浴室ドアの交換もできます。
このようにしてしまえば、浴室丸ごと新しくなりますので、システムバスにしなくても浴室リフォームは完成します。
ただしシステムバスにリフォームをされるより工事期間はかかってしまします。
なぜならば職人が手作りで造り上げるので、また一度にたくさんの職人が作業をすることができず、基本ひとりかせいぜいふたりしか作業はできないため日数はかかります。
さらにトータルの費用もシステムバスより高くなってしまいます。
そのかわりに壁材はパネルにしないでタイルにするとか、スペースがあれば檜にするなど、材料の選択はかなり多く、世界で1台だけのオリジナル浴室が出来上がります。
マンションの浴室は既存もユニットバスのケースが多いため、リフォームにおいてシステムバスにすることは殆んどの場合問題はありませんが、一部ご紹介をしたような浴室の場合ですとシステムバスにリフォームをするのは難しいかと思います。
以上のことを頭の片隅に入れ、とりあえず専門家に見てもらうことが一番です。
現場調査、見積もりは通常無料ですのでお気軽に依頼をしてみましょう。
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