マンションお風呂浴室リフォームの流れ(手順)

 

マンションお風呂浴室リフォームの流れ(手順)についてお話をいたします。

 

まず浴室リフォームをしたいと思いましたら、どこのメーカーのシリーズにするかを検討する必要があります。

 

現在では各社でマンションリフォーム用のシステムバスが発売されておりますので、ネットなどで調べてからメーカーのショールームにお出かけいた

だき、実際の商品やカラー、装備やオプション品などをご確認ください。

 

カタログやネットでも商品を確認することはできますが、特にカラーにおいては微妙に違いがありますので、必ず実物を確認することをお勧め致しま

す。

 

住まいに設置されてから、こんな色じゃないと思っていた、と後悔をしても交換はできません。

 

そうならないためにも、一度はメーカーのショールームにお出かけください。

 

 

そしてある程度メーカーが決まりましたら、次は重要な業者選びです。

 

変な業者を選んでしまったら大変なことになります。

 

必ず建築関係業者を選んでください。

 

建築業ではない他業種の建築部門とか、リフォーム部門と言うところは避けた方が良いです。

 

リフォーム工事は専門家に任せるべきです。

 

業者には既存の現場を見てもらうことが必要です。

 

現場を見ないで見積もりをするという業者がいたら、最初いくら安くても後々に追加工事費でがっつり取られてしまいます。

 

それが手口ですのでご注意ください。

 

なお、現場の調査と見積もりは通常は無料ですので、有料という業者がいたら依頼はしなくてもいいでしょう。

 

2~3社の業者に全く同じ条件や希望を伝えて見積もりを貰ってから、最後的に依頼をする業者を決めてください。

 

見積もり金額とプラン内容に納得が行きましたら契約を交わしましょう。

 

契約書を交わすことは必須です。

 

契約無しで工事は絶対に始めてはいけません。

 

 

さて、マンション住んでいる場合において専有部といえどもリフォーム工事をする場合は、マンションの管理組合、又は管理会社等にリフォーム工事

の申請書を提出しなければなりません。

 

提出後承認がおりてからでないと工事は始められません。

 

そして工事期間も申請書に記載する欄がありますので、業者と日程の確認が必要です。

 

この申請書というのは通常マンションの管理人さんがお待ちなので、早めに用紙だけでも貰って置いた方が良いでしょう。

 

マンションによっては申請書以外にも提出する書類がありますので、早めに貰いに行けばその確認もできます。

 

 

リフォーム工事申請書は居住者の方が提出するもので、リフォームの業者が提出するものではありません。

 

記入欄の中で業者に聞かないと分からない箇所もあるかもしれませんが、そこは遠慮なく聞いておきましょう。

 

承認がおり、工期が決まりましたら業者は近隣の部屋へ挨拶回りに伺います。

 

リフォーム工事の依頼主は必ずしも同行はしなくても良いですが、別の日でも行かれると、なお良いでしょう。

 

特に真下のお部屋が一番解体音等で迷惑をかけますので、お付き合いがないとしても、一言挨拶に行っていただけますと後々違います。

 

リフォームは最低限でも騒音が発生してしまいます。

 

 

通常は皆お互いさま、と言ってくれますが、たまに想定外のクレームを言ってくる方がいます。

 

前もって挨拶をしておけば通常は工事中に言ってこないものです。

 

工事を止められてしまうと大変なので、臨機応変に対応をしてください。

 

 

浴室リフォーム工事当日の朝までに、浴室内のシャンプーなどの備品を移動しておきましょう。

 

また玄関から浴室までの通路も、邪魔になるようなものは移動しましょう。

 

ぶつかって傷が付いてしまう可能性もあります。

 

また脱衣室内のタオルや歯ブラシも移動しましょう。

 

解体時には埃も多く発生します。

 

埃をかぶりたくないものは移動です。

 

 

工事は養生工事から始まります。

 

エレベーターや外廊下などの共有部を養生シートで覆います。

 

そして玄関内から浴室までの床も覆います。

 

 

養生が終わりましたら既存のユニットバスを解体します。

 

解体した発生材は次々と外に搬出します。

 

浴室のドアとドア枠も撤去します。

 

 

解体が終わりましたら、給排水給湯配管を新しいシステムバス用に工事します。

 

追い焚きもあれば、追い焚き配管も改修をします。

 

次は照明用などの電気配線の改修です。

 

さらに換気扇関連の改修工事も行います。

 

これで新しいシステムバスが設置できる状態になりますので、設置面を含め通路の掃除をして1日目の工事は終わりです。

 

 

2日目は朝9時頃にはメーカーからの直送便でシステムバスが現場に届きます。

 

システムバス職人はトラックからシステムバスの部材を1台づつ受取り現場へ搬入します。

 

この時点で傷の有無を全てチェックします。

 

 

そしていよいよシステムバスの組み立てを行います。

 

床のパンから順に設置をしていきます。

 

この時点でも傷の有無を確認しながら組み立てます。

 

朝から始めてプラン内容にもよりますが、通常ですと早ければ夕方頃に組上ります。

 

だいたいはその日で組上がりますので、最終的に傷などのチェックをしながら清掃作業に入ります。

 

そして完成となり、一般的には2日間で工事は完了いたします。

 

ただし、この日からの入浴はできません。

 

お風呂は完成して給排水は繋がってますが、システムバス内のシール剤などを一晩乾かす必要がありますので、もう少々ご入浴は後の楽しみとなります。

 

 

以上が一般的なユニットバスからのマンションお風呂浴室リフォームの流れになりますが、このような工事を1日で行うという業者もいるようです

が、我々専門家からすると無理だと考えます。

 

マンションは工事の時間が決められてます。集合住宅なので夜遅くまで工事をしていると、他の住民の方へ迷惑がかかります。

 

一般的には朝9時から夕方5時までで、延びても6時です。

 

お昼を抜いたとしても9時間で上記の2日間作業を全て終わらせることは、できたとしてもかなりのやっつけ仕事になるのは明らかで、雑な工事にな

るのも目に見えてます。

 

 

1日で終わればお客様も助かるのは分かりますが、雑な工事をされたのでは意味がありません。

 

漏水事故を起こして階下の方へ迷惑をかけたら大変なことになります。

 

1日で終わらせるために人数を多く入れれば終わる、ということはありません。

 

浴室という空間では複数の職人が中に入って同時に工事ができるわけではないのです。

 

先程の各工事はひとりづつ行う工事なのです。

 

このあたりをよく覚えておいていただき、信頼のおける工務店へご依頼をすることをお勧めします。

 

信頼のおける業者はこちらからご依頼できます。

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